なんで学校に行かなきゃいけないの??
勉強する理由がわからない。
こんな疑問をお持ちの学生の方、またはこんな質問をぶつけられて困っているお父さんお母さん。

今回の記事は必見です…!
これらの疑問は誰もが一度は抱くもの。
僕も子どもの頃、大人に聞いたことありますが、しっくりくる言葉は返ってこなかったように思います。
「そういうもんだから」とか「大人になったら困るよ」とかなんかモヤっとしたまま終わった気がしますね。



そのうち、そんなことも考えなくなるわけですが…笑
今回は「そういうもん」とか「困るのはあなた」とか、テキトーな言葉はなしで、本気で「学校に行く理由」を考えてみました!
今回の記事を読めば、
なんで学校にいかなければいけないのか?
という疑問や悩みがすべてスッキリすると思います!
この記事を読んでくださるお父さんお母さんにも、どうするのがベストか?を提案しています!
ぜひ最後まで気楽に読んでみてください!



学校の本質を考えます!


大学時代に「何のために生きていくのか」がわからなくなり、無気力な毎日を送る。
→24歳で、学校では習わない「人生のおもしろさ」を知り、衝撃を受ける!
人生でむっちゃ大事な、
- お金
- キャリア
- 人間関係
- 人生
に関する「人生の楽しさを家庭教育に」すべく、今日も発信します!
【まず伝えたい】その疑問・悩みは大切にしてほしい…!
最初に伝えたいことは、「学校に行く」に疑問を感じたその気持ちはとってもステキ、ということです!
冒頭にも書いた通り、最初は疑問に思ったとしても学校に通ううちに疑問が薄れていって、いつしかそれが”普通”になってしまいます。
そのまま何も考えないと、“普通”に進学して、”普通”の就職して、”普通”の人生になっていくんです。
最初は疑問を持てていたのに、”普通”に周りの人と同じような人生を生きていくのはもったいない…!
その疑問は、自分らしい人生を生きる、1つのきっかけになる可能性があるからです。
今回の記事でその疑問に対する1つの答えを提示したいと思っています。
でももし今回で納得がいかなかったとしても、その疑問は持ち続けてほしいです。
そして、この記事を読んでるのがお父さんお母さんなら、お子さんのその疑問を大事にしていただきたいなと。
真っ直ぐな疑問に、ぜひ真剣に向き合っていただきたいと思います。
その際、今回の記事も参考にしてもらえたらとてもうれしいです!
【結論】「学校に行く理由」と「人生の意味」は似てる
さて、今回の記事のメインテーマに入っていきたいと思います!
まず結論として、「学校に行く理由」と「人生の意味」は共通する部分が多いなと思いました!



この結論を聞いたところで意味わかんないと思いますが…笑
突然ですがあなたは、「人生の意味」ってなんだと思いますか??



…難しいですよね。笑
「人生の意味」については、大ベストセラー『嫌われる勇気』から、有名な哲学者アドラーの言葉を引用させてください。
一般的な人生の意味はない
【引用元】『嫌われる勇気』(著:岸見 一郎, 古賀 史健)
…ないんかーい。
って感じですよね。笑
ガッカリさせてしまってすみません。
でもこれにはちゃんと続きがあります。
人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ
【引用元】『嫌われる勇気』(著:岸見 一郎, 古賀 史健)



一気に深い言葉に見えてきます…!
僕は「学校にいく理由」も、これと似ていると思いました!
極端な話、人生はつらくて苦しくてしかたがないなら、やめちゃったほうが楽だと思います。
それでも生きていくのは、「怖いから」ってのもあるかもしれませんが、何かしらの意味を探しているからです。
学校も同じで、「意味がある」から「学校に行く」のではなく、「学校に行く」ことで「意味を探す」んじゃないかなと。
そもそも、学校なんて本来は”手段”でしかないので、「学校に行く」ことが目的になっているのはおかしいです。
そう考えるとやはり「意味を探す」のが目的で、そのために「学校に行く」という順番が正しいように思えてきますね。
「意味を探す」のが目的なら、「学校」は選択肢の1つにしか過ぎません。
なので、結論として「学校は絶対に行かなきゃいけないわけではない」ということになりますね。
そもそも学校って行かなきゃいけないものなの?義務教育の意味
そんなこといわれても、”義務”教育なんだし、行かなきゃいけないじゃん。
という意見もあるかもしれないので、ここも補足したいと思います。
「義務教育」というのは、保護者に対する義務であり、子どもは教育を受ける権利があるだけ。
もっとカンタンにいえば「子どもが教育を受けたいなら、保護者は受けさせなきゃいけない」ということになります。
つまり子ども側は「行きたいなら行く、行きたくないなら行かない」という選択ができるということです。
これなかなか知られてない事実かもしれませんね。



実は僕も知りませんでした。笑
これを知らないと大変なことが起こります。
親が「学校に行く」を義務だと思ってると、子どもに強制的に学校に行かせることになります。
子どもも「行かなきゃいけない」と思ってると、学校は一気につまらなくなります。
「部活動の理論」というものがあります。



僕が勝手に名付けてるだけです。笑
楽しかったスポーツや趣味も、部活や習い事など「やらされる状態」になると、やりたくなくなる現象です。



あなたも経験ありませんか??
学校もおなじで、強制的だとやっぱり行きたくなくなります。
でも「学校に行く」を自分で選択していれば、学校の存在や認識が変わってくるはず。
まずは「ルール上、学校は必ずしも行かなきゃいけないわけじゃない」ということを知っておきましょう!
【「学校に行く理由」を聞かれたら】家庭でできること
今回の記事、お子さんに、
なんで学校に行かなきゃいけないの??
と聞かれたお父さんお母さんが読んでいるケースも想定しています。
1つの参考になればと思い、「家庭でできること」を書いていこうと思います。
最初にも書きましたが、「学校に行く理由」を聞かれるって素晴らしいことだと思います。
幼少期から保育園や幼稚園に通えば、「学校に通う」が当たり前になっているはずです。
なのに、そこに疑問を持つって、何かしらの変化があったと考えられますよね。
表面的に出てきた言葉は「なんで学校に行かなきゃいけないの?」であっても、その言葉の本当の意味は、
- 人間関係がうまくいってない(から学校行きたくない)
- 勉強したくない(から学校行きたくない)
- 学校独特の風潮・雰囲気が苦手(だから学校行きたくない)
- 朝起きれない(から学校行きたくない)
こんなふうに色々あると思います。
これらのどの理由だとしても、やはり重要な気持ちや身体の変化ですよね。



このサインを見逃してはいけません…!
なので、しっかり向き合っていただければと思います!
そして、向き合い方として、2つのポイントを挙げていきたいと思います。
「よくある理由で押さえ込む」はNG
なんで学校に行かなきゃいけないの?
勉強したくない。学校に行きたくない。
こんな場面で、
それが普通なんだから。
みんな行ってるんだから。
あなたが将来困るから。
と言ってませんか??
これらはどれも、ちゃんとした回答になってません。
学校に行くかどうかに対して「普通かどうか」「みんながどうか」なんて全く関係ないし、将来困るかどうかは本人にしかわからないですよね。
そもそも将来本当に困るかどうかは、実際にやってみないとわからないこと。
「学校に行かなきゃいけない理由」の大半は、回答としてめちゃくちゃ的外れだと僕は思っています。
これらの的外れの回答は、「学校に行く理由」なんか考えさせずに、学校に行かせるための”ウソ”です。
学校に行く理由を聞かれたときに、まず頭の中で出てきた答えがあれば、それはよくよく考え直してみましょう。
そして、「本当にそれは回答として合ってるのか?本人が納得する答えなのか?」を見直してみてほしいです!
一緒に考えてみる
そして、1番重要なのは「一緒に学校に行く理由を考えてみること」だと思います。
正直大人でも本気で考えたら、なかなかの難問だと思います。



ぜひお子さんと一緒に考えるチャンスにしてください!
きっとお子さんは、その姿勢だけで「悩んだ時に一緒に考えてくれる」家庭をうれしく思ってくれるはず。
そして考える時は、
「学校に”行かなければいけない”理由」ではなく、「学校に”行ったほうがいい”理由」を考えてみてほしいと思います。
なぜなら「学校に”行かなければいけない”理由」なんてこの世にはないからです。笑
ぜひお子さんと一緒に、真剣に考えてみてほしいなと思います!
「学校に行く理由」を真剣に考えてみた
というわけで、、



僕も真剣に考えてみました。笑
大学時代に「生きる意味」に悩み、そこから心理学や哲学、経済学などの書籍を読んできた僕の意見をここに書きたいと思います。
先ほどもいった通り、「学校に行く理由」と「人生の意味」はかなり似ているな、と思っています。
先ほど紹介した『嫌われる勇気』という書籍では、「他者貢献」の重要性を強調しています。
つまり、、
人生に元々の意味はないけれど、人に貢献することで、人生に意味を与えていくことができる
と解釈することができるわけです。
よくよく考えれば、本当にその通りだと思っていて。
人生なんてたかだか100年くらい。
人類の歴史で考えれば、自分の人生なんてちっぽけなもんです。
でも長い時間をかけて、人類は進化してきて、ここまで便利で住みやすい世の中になりました。
この便利な世の中に貢献した人は、みんな人生の意味があると思えますよね??
例えば、Appleの創業者、スティーブ・ジョブズ。
もちろん、すごいですよね。
それは、人類史において大きな貢献をしたから、ということもできます。
ところで、スティーブ・ジョブズのお母さんの名前知ってますか??
…たぶん知りませんよね??僕も知りません。
では、スティーブ・ジョブズのお母さんはすごくないのでしょうか?
スティーブ・ジョブズのお母さんがいなければ、スティーブ・ジョブズはいなかったので、大きな貢献をしているといえます。
じゃあおばあちゃんは??そのまたお母さんは??
という具合に考えていけば、今までの人間の誰一人が欠けても、今の世界は存在しなかったと思えてきます。
つまり、誰もがその人なりの形で貢献してきたからこそ、今の便利で住みよい世界があるんです。
ですが、自分は何が得意で、何が好きで、どんな形なら人に貢献しやすいのか、最初から知ることはできません。
色々なことを経験していくなかで、、
これやってるとき、全然苦じゃないかも。
こんなことで、喜んでくれるなんてありがたいなぁ。
みたいに自分の「貢献の形」を見つけていくことができるはずです。
「貢献」というのは、他人がいるからできることですよね??
「貢献の形」を探す経験をするのに「学校」はとても適した場所だということです。
つまりまとめると、、
人と関わる機会を増やして、自分の「貢献の形」を探す
が学校に行く理由になるんじゃないかなと。
僕は「仕事」や「稼ぐ」の本質も「貢献する」だと思っています。
学生時代に「貢献の形」を見つけてしまえば、色々とその後もうまくいくはずです。


なので、「貢献の形」を探すために「学校」という場所は適している、というのが僕の意見です。



といっても、大人になった今思うだけです。笑
ぜひこちらも参考にしていただければうれしいです!
まとめ「”学校に行かなきゃいけない”はウソ。貢献の形を見つけよう」
今回は、「なんで学校に行かなきゃいけないんだろう??」について真剣に考えてみました!
まとめると、、
- 「学校に行く」についてのその違和感、絶対に大切にしてほしい!
“自分らしい”人生の第一歩になるはず…! - 「学校」は1つの手段であって、目的じゃない!
- 「義務教育」の意味から考えても、学校に”行かなければいけない”わけではない。
- 「なんで学校に行かなければいけないの?」と聞かれた時、家庭でできること
- まずは気持ちや身体の変化のサインと捉えてしっかり向き合う!
- 「よくある理由」はほぼ的外れ。
- ぜひ「学校に行く理由」をお子さんと一緒に真剣に考えてみてください!
大人になってから、僕も思いますが、学校ってかなり特殊な場所です。
今どき、会社でももうちょっと緩い職場が多いと思います。笑
なので、「学校への違和感」はあながち間違っていません。
文中でもいったように、学校では1つの手段でしかない。
それは「人生を輝かせる」ための1つ選択肢です。
「学校に行く」が目的ではないので、まずは本人の気持ちを優先してもらいたいなと思います!
もしお子さんが「学校への違和感」を口にしたら、絶好のチャンスだと思って、真剣に考えてみてください!
そして、もしよろしければ、僕にもその結論を共有していただければうれしいです!



「学校に行く理由」を真剣に考えよう…!