どうも、くらです!
今日も楽しく、家庭教育を考えていきましょう!
今回のテーマは「キャリア教育」。
あなたは「キャリア教育」と聞いてどんなものを思い浮かべますか??
キャリア教育ってなんとなくわかるけど、実際のところぼんやりしてますよね。
パッと聞いてもよくわからん。みたいな、、
というわけで今回は、「キャリア教育の定義」からしっかり理解していきましょう!
キャリア教育の定義をググっても、正直よくわかんないんですよね、、笑
なのでこの記事では、わかりやすさを第一にしてお届けしたいと思います!
もちろん当ブログのメインでもある、”家庭での”キャリア教育についても解説していくので、ぜひ最後まで気軽に読んでみてください!
キャリア教育は家庭でこそ進める価値がある…!
大学生のときに「なんのために生きていくのか」がわからなくなり、無気力な毎日を送る。
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【キャリア教育とは】定義をわかりやすく解説!
「キャリア教育とは」でググると、
文部科学省の「キャリア教育」のページが出てきて、そのページにはこんなことが書かれています。
一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育が「キャリア教育」です。
【引用元】キャリア教育:文部科学省
また、「キャリア」の意味も書いてありますね。
人が生涯の中で様々な役割を果たす過程で、自らの役割の価値や自分との関係を見いだしていく連なりや積み重ねが、「キャリア」であるとされています。
【引用元】キャリア教育:文部科学省
めっっっちゃむずい…!!!笑
これだけ難しいせいか、「キャリア教育 簡単に」でも検索されているくらいです。笑
というわけで、勝手にわかりやすく言い換えてしまいましょう!
まずは「キャリア」の定義から。
「キャリア」の語源を調べると、ラテン語の「carraria」からで、「馬車の通った道、轍(わだち)」という意味だそうです。
そこから「経歴」という意味になっていきました。
一般的には、仕事や職業に使われることも多いですが、本来は限定されているわけではなさそうです。
「人生で積み上げてきたこと、積み上げていくもの」みたいな感じで捉えるといいのかなと思いました。
なので、キャリア教育は「人生でなにを積み上げていくかを考えること」くらいの意味がいいかなと思います。
一般的に仕事についての言葉として使われる、という点を考えても、
「人生で積み上げていきたいものを仕事にする」ことは、かなり頷けるところがありますよね。
終身雇用が崩壊しているいま、好き・得意を仕事にできるかどうかが分岐点になります。
仕事と人生を分けるのではなく、「キャリア」というひとくくりで考えるのは時代にもマッチするのではないでしょうか。
これからどんどんキャリア教育が重要になる理由
これからはますますキャリア教育が重要になってくるはず。
先ほどの章にも書きましたが、終身雇用が崩壊してきて、ひと昔前の働き方が通用しなくなってきています。
「キャリア」の形が変わってしまったんです。
そしてこれからも変化していき、選択肢も増えていくと予想されます。
また世界的に平均寿命が伸びており、「人生100年時代」といわれるようになりました。
さらに日本では少子高齢化の影響もあって、年金のシステムを支えるため、60歳で引退する人はほとんどいなくなっています。
人生のなかで「労働」の占める割合が増えているのはまちがいないですね。
そして、これからもこのトレンドは続きそうです。
「どの会社に入っているか」よりも「どんな力を持っているか」が試される時代になっています。
つまりどんなキャリアを積んでいくか、が大事になってきていることを考えると、キャリア教育はこれからの時代にマッチしていることがわかりますね。
学校でのキャリア教育の現状
学校でもキャリア教育は当然おこなわれています。
「教育」を担う文部科学省では、2005年頃から学校でのキャリア教育を見直しており、
2008年に発表された、新学習指導要領というものにキャリア教育の目標や内容を盛り込んでいるみたいですね。
カンタンにいうと、20年ほど前にしっかり強化した、という感じです。
実際にどんなことをおこなっているのか、は学校によって異なると思いますが、具体例を挙げると、職場体験や職業調査、自己分析・自己理解などがあります。
学生時代をすでに過ごしてきた方なら、身に覚えがあるのではないでしょうか??
特に「職場体験」は、メインイベントだったような記憶があります。
あとは、1年に1回くらい校外学習みたいなのがあった気がしますが、今思えばあれも「キャリア教育」に入るのかな……。
まぁこんな感じで学校教育にもキャリア教育が散りばめられています。
キャリア教育で伸ばすべき力
文部科学省が掲げるキャリア教育では、育成すべき力として、おもに以下の4つを挙げています。
- 人間関係形成・社会形成能力
- 自己理解・自己管理能力
- 課題対応能力
- キャリアプランニング能力
漢字ばかりで難しい印象を受けますが、
- 人間関係を作りながら、協力して、社会に参加、貢献していく力
- 自分を理解して、活かす・伸ばす力
- 課題を発見・分析し、解決していく力
- 生き方に関する情報を取り入れつつ、主体的にキャリアを形成していく力
わかりやすくすると、それぞれこんな感じです。
優先順に書いてあるわけではないと思いますが、こう書かれると上から順に大事なんかなって思っちゃいますよね。
ただ、先ほども言ったように時代は少しずつ変わっており、昔より人間関係を作る力はそれほど大事じゃなくなったと思います。
最近では、会社の飲み会を断る人も増えているらしいですね。
小さいことだと感じられるかもですが、こういったことから人間関係よりも「仕事の出来」が評価される時代が来ているように思います。
また最近は、転職も増加傾向にありますね。
転職で有利なのは、「会社の人から好かれている人」よりも「社外からでもわかる結果を出している人」なのは言わずもがな。
終身雇用の時代では、会社で嫌われずに定年まで働き続けることが「キャリア」だったかもしれません。
でも今は、磨いたスキルで長く、強く、楽しく生き続けられることが「キャリア」になっています。
【家庭教育の強化ポイント】キャリア教育は家庭がメイン!
今回1番伝えたいことはこれです!
キャリア教育は家庭をメインに進めましょう!
理由はシンプルで、キャリア教育は家庭のほうが進めやすいから、です。
そもそも学校のメインの目的は「勉強を教えること」、教師は「勉強を教えるために訓練された人」です。
「教師がキャリアについて詳しいか?」は考えてみれば、少しハテナですよね。
進学先や就職先については、知識があると思いますが、人生全体のキャリアを相談するべきかどうかはまた別の話。
むしろ職業という観点では、「教師」しか経験がない人が多く、職業の経験としては少ないですよね。
その点、親が転職を経験していれば、教師だけしか経験したことがないよりも、少なくとも「転職」については知識があると言えます。
なので、キャリア教育を学校に任せるのは、恋愛の悩みを先生に相談するようなものです。笑
教師に任せるのもべつに悪いことじゃないけど、もっと寄り添える人が家庭にいるでしょ?と言いたくなるような。そんな印象です。笑
家庭で進めるべきキャリア教育とは
じゃあ、家庭で進めるべきキャリア教育はどんなものか。
具体的には、先ほどの4つの力の2番目にもあった「自己理解」の分野です。
理由は、この分野が学校では教えにくく、家庭では教えやすいからですね。
子ども一人ひとりに対する距離感は、教師より親の方が近いですよね。
子どもの本来の姿をより多く見ることができるのも、親の特権です。
子どもの純粋な興味や隠れた得意分野を理解し、それを活かした情報を集めつつ、一緒にキャリアを考えていく。
これは家庭でしかできないといっても過言ではないキャリア教育なんです。
また自己理解は、これからの時代において、ますます重要になってきます。
寿命が伸び、少子高齢化が進み、現役時代が伸びていく。
いっぽう、時代の変化はどんどん加速しています。
ちょっと前までトレンドだったものが、いつの間にかもう廃れている、、
そんなときに唯一変わらないのが「自分」なんです。
自分を深く理解しておくことで、変化の時代でも強く、たくましく生きていけるようになります。
キャリア教育のなかでも1番大事な「自分を理解すること」は、学校には教える時間もノウハウもあまりありません。
子どもの1番の理解者である家庭で、はやめに「自分を理解するステップ」を終わらせてしまいましょう!
一度自分の根っこを理解してしまえば、そのステップはもう必要ありません。
なぜなら先述の通り、自分というものは大きくは変わらないからです。
ぜひ家庭で自分を理解し、キャリアの土台を作ってあげましょう!
まとめ「家庭でキャリア教育の土台を作り上げちゃおう!」
今回は、キャリア教育の定義と家庭で進めたいキャリア教育について、紹介しました!
まとめると、、
- キャリア教育をわかりやすくいうと「人生で何を積み上げていくかを考えること」
- これからは現役時代が長くなり、キャリア教育がより重要に!
- 学校でも20年ほど前からキャリア教育に力を入れている
- しかし、学校でのキャリア教育では不十分な可能性も高い…!
- キャリア教育は基本的に家庭で進めよう!
- 特に自己理解の領域は、学校よりも家庭のほうが進めやすい!
親子で自己理解を進め、キャリア教育の土台を固めよう!
キャリア教育は、僕が考える家庭教育の3つの柱のなかでもこれからの重要度でいうと、かなり上位です。
技術の進歩によって、キャリアの選択肢はどんどん増えています。
これからもキャリアの可能性は増え続け、変化し続けるはず。
だからこそキャリアについては先によく考えておく必要があると思います。
よく考えてないと、僕みたいに何も考えず、テキトーに就職するしかなくなってしまうので。笑
それだけはなんとしてでも避けてほしい想いもあり、この記事を書いています。笑
ぜひ、早めにキャリア教育に触れ、親子で考え、楽しいキャリアを築いていけるようにしましょう!
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