どうも、くらです!
今日も楽しく、家庭教育を考えていきましょう!
今日のテーマはタイトルの通り「金融教育」。
実は最近、金融教育が大きく話題になっていることを知っていましたか??
特に、2022年度に学校教育で義務化されたのはかなり注目を集めていました。
そしてなんといってもこのブログでも、家庭教育の三本柱の1つとして紹介しています。(笑)
三本柱については、以下を読んでみてください!
今回の記事では「金融教育とは」から解説していきます。
ですが、このブログのテーマは「家庭教育」。
「家庭で進めたい金融教育」まで解説するのが、この記事の役目です。
今回も気軽に楽しみながら、ぜひ最後まで読んでみてください!
大学生のときに「なんのために生きていくのか」がわからなくなり、無気力な毎日を送る。
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【金融教育とは】金融教育の定義をわかりやすくしました。
「金融教育とは」でググると、
金融教育は、お金や金融のさまざまな働きを理解し、それを通じて自分の暮らしや社会について深く考え、自分の生き方や価値観を磨きつつ、より豊かな生活やよりよい社会づくりに向けて主体的に行動できる態度を養う教育のこと
【引用元】金融広報中央委員会 知るぽると「1.金融教育のねらいと基本的性格(1)金融教育とは?」
だそうです…むずいわ。(笑)
なんでこういうのって、難しく書くんでしょうかね??
「金融教育」じゃわかりにくいから調べてるっていうのに。笑
というわけで、上の少し難しい文章を踏まえつつ、勝手にわかりやすく定義し直してしまいましょう!
金融教育とは、お金についての知識を深め、仕組みを理解して、お金に対する向き合い方を考える教育。
こんなところでいかがでしょうか。
かなり省略してしまいましたが、その分スッキリして、いい感じになったんじゃないでしょうか?
つまりは、お金とこれからどう付き合っていくん??っていうことですね!
お金ってのは、いうまでもなく、人生でもかなり重要なポジションにいます。
なので早めに学んでおきたいところですが、実は日本ではお金の教育が遅れがちなんです。
次章では、学校での金融教育の現状について詳しくみていきましょう!
【現状を把握せよ!】学校での金融教育のいま
冒頭にも書きましたが、2022年4月から高校での金融教育が拡充されました。
この「拡充」という書き方、とても興味深い。
つまり、すでに始まってはいたようでした。笑
金融教育の歴史を調べてみると、2000年ぐらいから学校での金融教育を本格化したそうで、2005年を「金融教育元年」と位置付けているらしいです。
2005年というと、僕は9歳とかなので、どうやら僕はがっつり金融教育を受けているようです。
なのに、ほとんど覚えていません。これは僕だけなんでしょうか??笑
話を戻して、、2022年に金融教育が拡充された理由と内容については以下の通り。
金融教育が拡充された理由
- 成年年齢が18歳に引き下げられた
- アメリカなどの外国に比べて日本の金融教育が遅れている
- 金利などの経済環境が大きく変化している
金融教育の内容
- 生活設計・家計管理
- 金融や経済の仕組み
- 消費生活・金融トラブル防止
- キャリア教育
こんな感じで、しっかりとした内容が盛り込まれているみたいですね。
日本のお金関係のトップ「金融庁」も金融教育拡充の際に以下のようなページを作成しており、
このページに載っている資料を見てみてもかなりわかりやすいし、とっつきやすい内容になっていると感じました。
これを見ても、金融教育はかなり積極的に進められていることがわかりますね。
いままさに金融教育は進化の最中のようです!
学校の金融教育だけでは不十分??
そんな進化途中の学校での金融教育。
ですが、学校での金融教育が進化するならそれだけで十分かというと、答えは「NO」だと思います。
なぜなら、学校での勉強なんてたいてい覚えてないから、です。笑
…というのは半分ウソですが、まぁでも忘れるのは人間の特技なんで、あながち間違ってもいないんじゃないと思っています。笑
ほかにも学校の金融教育だけでは不十分と考えられる理由としては、以下があります。
- 実践の場がない
- 教師側に知識があるかがわからない
- そもそも学校に行く目的がお金を学ぶことではない
特に1つ目の「実践の場がない」は重要なポイントですね。
お金の勉強は、自分のお金を通しての実践で身についていきます。
”体得”するのが重要です。
”体得”とは、その名の通り、体が覚えている状態のこと。
イメージでいうと「自転車」で、久しぶりに乗ってもコケることはありませんよね。
それは体が覚えるまで乗ったことで、自転車の乗り方を体得しているからです。
学校でお金の知識や理論を学ぶのは、自転車の種類の名前やこぎ方の理論を座って学んでいるようなもの。
自転車に乗りたい子どもがそんなことをしていたら、
「何回コケてもいいから、公園でこいでみなはれ。」と言いたくなりますよね。笑
そうです、やはり学校の金融教育だけでは不十分なんです、、笑
金融教育のメインは家庭!
というわけで、ついにこの記事の本題です!
金融教育のメインは家庭でおこなっていきましょう、という話。
- 家庭で取り組みたい内容
- いつから始めるべきなのか
をみていきましょう!
家庭で取り組みたい金融教育
内容としてはやはり、学校では難しい実践や体験の部分を補強するのがいいかなと思います。
例えば、おこづかいの使い方を考えることから始めるのもいいですね。
さらに少し大きくなったら、家の家計簿を見てもらったり、つけてもらったりすると、よりリアルな数字が把握できるようになるはずです。
また、中高生からは資産運用を少ない金額で始めるのもいいでしょう。
実際、資産運用をするために必要な証券口座は、未成年口座という形で開設が可能になっています。
未成年口座では、取引自体は基本的に保護者がおこなうので、保護者側に知識があれば、大きく失敗することはありません。
少額の失敗は、自転車の練習でコケるのと同じ。
「失敗を見守ってあげる」というのも家庭だからこそできる金融教育ではないでしょうか?
また時間があれば、学生での副業もかなりいい金融教育になると思います。
今は当たり前のように、何歳からでも稼げる時代になりましたし、親子で一緒に副業にチャレンジするのもおもしろいですね。
なにより大事なのは、こういったお金の話を極端に避けないこと。
それぞれの家庭によって、話しにくい話題も当然あるとは思います。
でも「お金」は大人になったとき、避けては通れない道なので、いろいろなケースを知っておくべきです。
また日本の金融教育が遅れている理由として「お金のことを話さない、話したがらない」という傾向があります。
多くの人が苦労してきたのにだれも話さない、なんとも不思議なテーマが「お金」なんです。
苦労しているからこそ話さないのかもしれませんが、、
お金の話は全然悪いことではないですが、世間では避けられがちならば、せめて家庭では積極的に、そして前向きに一緒に考えてあげましょう!
お金の家庭教育はいつから始めるべき??
ぶっちゃけ何歳からでもいいと思います!
早くても問題ないし、興味ないのに無理やり押し付けるのも逆効果になってしまう可能性があります。
ひとまず、理解できる年齢までは待ったほうがよさそうです。
といっても小学校の算数でもお金の問題が出題されるくらいです。
小学生になって興味を持っていればもう始めてよさそうですね。
たとえば、お金についての質問が来た時なんかはチャンスです!
せっかく興味を持ったのであれば、避けるのではなく向き合ってあげるといいですね。
ちなみに、お金のベストセラー書籍『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキさんは、本のなかで「9歳からお金に関して学び始めた」という内容を書いています。
また日本でも2022年に、8歳7ヶ月で日商簿記3級を取得した男の子がいるようです。
興味を持つかどうかはおいといて「うちの子にはまだ早い。」という言い訳はもう通じなさそうですね。笑
というわけで興味・関心を持ったときが始めどきだと考えるのがよさそうです!
大人になっちゃったけどどうする??
「急に家庭で金融教育を進めよう、と言われたってそもそも自分があまり知らずに大人になっちゃったよ!」
というそこのあなた。
大丈夫です!
僕もまったく同じです。笑
今からでも全然遅くないので、ぜひ勉強してみてください!
大人になってから興味を持ったことを学ぶのはとても楽しいですよ!
そして、最強の勉強方法は「人に教える」です。
ドヤ顔で我が子に教えることで、最高効率で勉強しちゃいましょう!
また、子どもと一緒に勉強するのもいいですね。
子どもから教わるのも、今度は子どものインプットが最高効率になるので、とてもいい方法です。
一緒に勉強することで、教えるというより「話し合う」という形になるのも家庭教育のすばらしい形だと思います。
金融教育は学校の勉強と違って、正解はありません。
「その人にとって最適な向き合い方を考えるもの」です。
なので、家庭でその子に合わせた考え方を一緒に育ててあげましょう!
まとめ「金融教育のメインは家庭で進めよう!」
今回は、「金融教育とは」から「家庭で進める金融教育」まで紹介しました!
まとめると、、
- 金融教育とは、カンタンにいうと、
「お金についての知識を深め、仕組みを理解して、お金に対する向き合い方を考える教育」のこと。 - 学校での金融教育はいま絶賛強化中。
- ただ、学校の金融教育だけでは不十分!その理由は…
- 実践の場がない
- 教師側の知識不足の可能性
- 学校のメインの目的がお金ではない
- 金融教育のメインは家庭で!
- 実践を中心に学んでいくのがおすすめ!
- 理解できる年齢で興味を持ったら、ためらわずに話してみましょう!
- 大人になっても大丈夫!家族みんなで一緒にお金を学ぼう!
金融教育は、とても大事な項目なのに、内容はとても難しく、触れられにくい内容です。
さらにある程度の正解や最適解のようなものもあるけれど、最終的には個人の価値観を踏まえて考えるべき、繊細なテーマになっています。
多くの人数を一度に相手して、教えなきゃいけない「学校」という場では、それぞれの個人にあった教育が難しいのは間違いないですね。
家庭であれば、親と子のマンツーマンで話せますし、より価値観の合ったもの同士で本音をぶつけあうことができるはず。
まずは気軽に話してみる、というところから家庭での金融教育を始めてみましょう!
本ブログでもお金に関する家庭教育に役立つ情報をこれからも発信していきます!
ぜひこれからも参考にしていただければうれしいです!
家庭の金融教育でそれぞれに合った知識と価値観を!
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