今日のテーマはこれ。
「みんな仲良く」っていうのやめませんか??
という壮大かつ斬り込んだ内容になってます!
このブログでいうところの「人間関係教育」の分野ですね。
むしろ家庭で教えるべき人間関係は「みんな仲良くしない」だと僕は考えています。
というわけで今回は、、
「みんな仲良く」の問題点と、家庭ではどう教えるべきか??
について語りたいと思います!
今回の内容を踏まえることで、人間関係から幸せを得る家庭教育が可能になると思います。
ぜひ最後まで、気楽に読んでみてください!

人間関係は偏食でいこう!


大学時代に「何のために生きていくのか」がわからなくなり、無気力な毎日を送る。
→24歳で、学校では習わない「人生のおもしろさ」を知り、衝撃を受ける!
人生でむっちゃ大事な、
- お金
- キャリア
- 人間関係
- 人生
に関する「人生の楽しさを家庭教育に」すべく、今日も発信します!
“みんな仲良く”っておかしいですよ。ウソの常識に騙されないで。
以前、「家庭教育のカリキュラム」というものを僕がオリジナルで作成しました。



それが下記です!
学年 | 「お金」 | 「キャリア」 | 「人間関係」 |
---|---|---|---|
小4 | お金を敵視しない | キャリア・将来は 自分で作っていくと知る | 自分を大切にする |
小5 | 家庭内起業 | 家庭内起業 | 家族で横のつながりを作る |
小6 | 家計簿を手伝う | 「仕事」「稼ぐ」の本質を知る | 「全員と仲良くする必要はない」と知る |
中1 | 自分は何にお金を使うと幸せか、振り返る | 自己分析・自己理解をする | 自己理解 →価値観の合う仲間を把握し、大切にする |
中2 | 家族内プレゼンをする | 人生の目的地を仮決めする | 横のつながりを友達に広げる |
中3 | 未成年口座を作成する →少額投資 | 親の仕事・事業をサポートする | 家族、友達を無条件に信頼する |
高1 | 「お金に関する5つの力」を知る | 人生の目的地までの道のりをイメージ | 感謝する |
高2 | 自己投資をしてみる | 小さく起業する | 親切をする |
高3 | 「ほしい」を我慢する | 「やらないこと」を決める | 誘いを断る |
大1 | 自分に合った投資を実践 | 事業・副業にチャレンジ | 自分の得意なことで他人に貢献する |
大2 | 銀行口座・証券口座・クレジットカードを自分なりに最適化する | 自分の得意・苦手を把握 →苦手を減らし、得意に集中する | 人間関係を整理する |
大3 | こんまりメソッドを実践 | 事業・副業を軌道修正、再チャレンジ | 自分から関係を深めていく |
今回のテーマは、「人間関係」の上から3番目、『「全員と仲良くする必要はない」と知る』についてです。
この項目、目安として小学6年生に設定していますが、もっと早くてもよさそうなくらいですね。
なぜか学校では「みんな仲良く」とか「仲のいいクラス」とかいわれますが、大人になってからこんな目標を掲げられたことはありません。笑
会社にいて「仲のいい部署」とかいってたら、「なに言うてんねん」と思ってしまいますよね。
※風通しがいいのはよいことです。
大人になったらやらないことを、子どものときに練習するのは意味がありません。
試合で絶対に使わない戦略を、練習で猛特訓するようなもの。
というわけで、この記事を読んでるお父さんお母さん、またはお子さん自身は、学校の謎の教えに騙されないようにしてください!
そして現実的に、人間関係から幸せを得られる方法を学んでいきましょう!
「みんな仲良く」はなぜこんなにも人気??
「みんな仲良く」という謎の理論が、なぜこんなにも流行しているのか?考えてみました。笑
完全なる個人的な意見ですが、「組織のトップにとって都合がいいから」なんじゃないかなと。
学校のクラスみたいな大きな組織でもそうですし、家族のような小さなチームでもそうですが、、
「争いがなくて、みんな仲良し」のほうがいかにも見栄えがいいですよね。
仲良しのほうがかかる手間も少ないです。
つまり、組織やチームのメンバーが「どうなりたいか?」よりも、管理者が「どうなってほしいか?」を押し付けてるだけ。



怖い話ですね。笑
でもその本人もメンバー側になったときは、実践しているわけではありません。
教師は、生徒には「みんな仲良し」といいますが、教師同士が「みんな仲良し」とはさすがに思えません。笑
親だって、嫌い・苦手な人間の1人や2人はいるはず。
みんな建前でいっているだけで、ほとんど不可能なきれいごとなので気にしないほうがよさそうですね。笑
みんな仲良くは「もったいない」理由
さて、ここからは「みんな仲良く」に対する、大反論の時間です。笑
一見、理想的に見える「みんな仲良く」ですが、実はデメリットもあるよって話です。
「みんな仲良く」を実現する場合、一番の難関となるのはなんでしょうか??
嫌い・苦手な人と仲良くなること
ですよね。
これを実現しようとすれば、かなりの時間がかかること間違いなしです。
大ベストセラーである『嫌われる勇気』にはこんな「ユダヤ教の教え」が紹介されています。
10人の人がいるとしたら、そのうち1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。そして10人のうち2人は、互いにすべてを受け入れ合える親友になれる。残りの7人は、どちらでもない人々だ。
【引用元】『嫌われる勇気』(著:岸見一郎, 古賀文健)
「みんな仲良く」を実現する場合、好きになれない1人に時間を使って、なんとか好きになってもらおうとしてしまいます。
でも、なかなか相手の気持ちをひっくり返すのは難しいでしょう。
なぜなら、相手が持つあなたへの気持ちは、その相手が持つ気持ちだからです。
相手が変わろうとしない限り、変えることはできません。
そんなもったいないことはせずに、相手も自分も好きで心地よくいられる2人の親友を大事にしたほうがいいと思いませんか??



ご飯に置き換えて考えてみましょう!
あなたが3時間の食べ放題ビュッフェにいった場面を想像してください。
貴重な3時間を、
- 嫌いな食べ物を克服する
- 好きな食べ物を楽しむ
どちらに使いますか??
こう聞くと、②を選ぶ人がほとんどだと思います。



人間関係も同じ!
普段なかなか考えることはないですが、僕たちの人生にも終わりがあります。
つまり、時間制限があるということ。
であれば、嫌いを克服したり、我慢して自分を抑え込むのに時間を使うのはもったいないです。
「みんな仲良く」は一見よさそうですが、時間の無駄。



人間関係は、偏食でOKです!
本当に大切な人を大切にする習慣を身につけましょう!
そういえば余談ですが、学校の給食って嫌いな食べ物も無理やり食べさせられた記憶がありますね。
学校っていうのは、嫌いを克服させるのが好きなようです。
嫌いを克服するのってほとんど意味がないので、積極的に逃げちゃいましょう。



これだけしっかり覚えてほしいと思います!
じゃあどうすればいい?家庭教育で何を教える?
ここまでをふまえて、家庭教育では「みんな仲良く」なんてやめていいことを教えてあげてほしいなと思います。
お父さんお母さんが気をつけていても、学校など別の場所で教えられてしまうことがあるかもしれません。
家庭では、どこかで植え付けられてしまった「ウソの常識」を徹底的に取り除いてあげましょう!
そして「みんな仲良く」をしなくていいことがわかったら、次のステップとして「嫌い・苦手な人との関わり方」を学んでいくのがおすすめ。
「ちょっと苦手かもな」とか「あんま合わないな」とか思った場合は、ちょうどいい距離を置くことで無難な関係が保てますよね。
それは、好きな人と関わる時間を増やすことにも繋がります。
よく考えてみれば、、



これ、大人はだいたい実践していますよね。
わざわざ嫌いな人とそんなに接しません。
子どもだけに「みんな仲良く」を押し付けるのはおかしな話です。
つまり、大人がふだん「どう人と接しているのか」「実際に何を意識しているのか」を伝えてあげるのが一番の近道なんじゃないかなと思います!
【おまけ】サンリオの企業理念「みんななかよく」
「みんな仲良く」について調べていたら、おもしろいことがわかったので共有します。笑
すでにネタバレしちゃってますが、キティちゃんで有名なサンリオの企業理念が「みんななかよく」だったのです…!
今回、こんなに「みんな仲良く」を否定しておいて、いうのもどうかと思いましたが。(笑)
でもサンリオが掲げるのは、かなり信ぴょう性があるなぁ、となんとなく思いましたので、書かせていただきます。
ちなみに、キティちゃんは「口が描かれていないこと」が有名で、”ムヒョキャラ”(無表情のキャラクターのこと)の代表格。
無表情だからこそ、見ている側の気持ちが投影されて、共感してもらえているような気持ちになるんだそうです。
そう思ってみてみると、サンリオのキャラクターって意外と無表情のキャラが多いんですね。
無表情にすることで、どんな人にも寄り添っていける。



「みんななかよく」を感じられた気がしました。
とはいえ、「みんななかよく」はサンリオさんならではのアプローチであり、個人でみたら「みんな仲良く」が損になることもあります。
家庭教育では「みんな仲良く」に縛られる必要がないことを伝えていきましょう。
そしてもし、学校の先生やほかの大人に「みんな仲良く」と言われたときには、「サンリオの方かな?」と思うようにしましょう。笑
まとめ「みんな仲良くより、まずは自分に合った人間関係を…!」
今回は「”みんな仲良く”やめませんか??」という提案をしました!
まとめると、、
- 「みんな仲良く」っておかしい!大人になったらやらないことを練習するのは無意味です。
- 「みんな仲良く」がよく言われるのは、組織のトップが楽なだけ。
理想論なので、気にしなくてよし。 - 「みんな仲良く」にはデメリットもある!
本当に大切な人を大切にする時間を増やそう! - 家庭教育では「ウソの常識」を徹底的に取り除くべし。
リアルな人間関係を子どもと一緒に考えていきましょう! - 人間関係は偏食でOK。
好き嫌いを認めて、嫌いはうまく対処しつつ、好きを増やしていきましょう!
子どもの頃、植え付けられた常識は大人になっても、なかなか塗り替えることができません。
それで悩み、苦しんでいる大人も多いですよね。



かくいう僕も人間関係はかなり悩みました。
というか今でも悩むこと多いです。笑
でも実は、解決法って意外とシンプルで、自分を大切にして、本当に大切な人を大切にすることが何より重要。
意外と、どうでもいい関係に時間をつかってしまうことが悩みの原因だったりします。
なので「大切な人にしっかり時間を使う」重要性を子どものうちに家庭で学んでおきましょう。
特に学校では、いろんな人がたくさんいて、人間関係の実験というか、試してみるには絶好のチャンスです。
経験を積みつつ、自分にマッチした人間関係を作るスキルやマインドを手に入れていってほしいなと思います。



何度もいいます!
人間関係は偏食で…!