「お金」について、家庭では何から教えるべきなのかな。。
今日はこんな疑問・お悩みに答えていきたいと思います!

バシッといきますよ!
お金に関する大事な情報、知識はたくさんありますが、結論「お金を悪者だと思わない!」これがもっとも重要だと思っています。
僕は、このブログで「家庭教育のカリキュラム」を作っていますが、お金の項目で最初に提案しているのが、「お金を敵視しない」でした。
そのくらい、お金に対するマインドやイメージはかなり大事だと思っています。



人に置き換えてみても、嫌っている人からは好かれないですよね。
といっても、僕が完全に実行できているかは、少し怪しいところです。笑
でも、そうするように努力はしています。
家庭教育でも、子どものうちに「お金」に対していいイメージを持つ意識があれば、その後の人生はハッピーになっていくはず。
少なくとも悪いイメージを抱いた場合よりは、お金で悩むことが減ると思います。
なので、今回の記事は少し抽象的ではありますが、お金の基礎中の基礎です!
あなたの家庭では、お金を味方につけて、充実した未来を作っていってほしいなと思っています!
ぜひ最後まで気楽に読んでみてください!



お金を好きになる環境づくりを…!


大学時代に「何のために生きていくのか」がわからなくなり、無気力な毎日を送る。
→24歳で、学校では習わない「人生のおもしろさ」を知り、衝撃を受ける!
人生でむっちゃ大事な、
- お金
- キャリア
- 人間関係
- 人生
に関する「人生の楽しさを家庭教育に」すべく、今日も発信します!
【お金の本質】お金って悪いもの??
あなたは「お金」「稼ぐ」に対してどんなイメージを持っていますか??
「お金」って”悪”でしょうか?「稼ぐ」って汚いのでしょうか??
色々な意見があると思いますが、結論、
「お金」はただの道具。
ということになります。
これはお金の起源を考えてみると、わかりやすいと思います。
お金は元々、物の交換をより便利にするために生まれたもの。
例えば、、
魚を持ってるけどリンゴがほしい漁師さんと、リンゴを持ってるけど魚がほしいリンゴ農家さんがいるとしましょう。
この場合、魚とリンゴを交換することで両者にっこり大満足ですね。
ところが、漁師さんがお米を食べたくなった場合、交換が成り立たなくなってしまいます。
ここで、少し遠くにお米を持ってる米農家さんがいたとしましょう。
この3人が集合できれば、問題解決なのですが、ちょっと距離があるので難しそうです。
そこで、お金の出番。
お米を食べたい漁師さんはいったん、リンゴ農家さんに魚を渡し、リンゴ農家さんからリンゴではなく、お金をもらいます。
そして、漁師さんはそのお金を持って、米農家さんを訪ねてお金を払えば、晴れてお米がゲットできる、というわけです。
もしリンゴが腐らないとしたら、漁師さんはお金ではなく、リンゴをもらって米農家さんに届ければいいですよね。
つまり、リンゴがお金の代わりになるわけです。



さてこのリンゴは”悪”でしょうか??笑
リンゴに好き嫌いはあっても、リンゴを”悪”だと思う方はおそらくいないと思います。
やっぱりお金はリンゴやその他の商品の代わりであり、物の交換をしやすくするための道具だったというわけですね。
「道具」と考えれば、僕たちが常日頃使ってるシャーペンや消しゴム、時計や靴などと同じで、いいとか悪いとかはありません。
まずは、お金は悪いものじゃない、ただの道具である、ということを思い出しましょう!
【お金を敵視する原因】家庭のNGワード「お金がないから」
ここからが本日のメインディッシュ。笑
今日一番伝えたいのは、「お金がないから」はNGワード、禁句だということ。



これだけ覚えていってください!
なぜ禁句なのか??
ここまでの流れでおわかりかもしれませんが、子どもがお金を悪者だと思ってしまうから、です。
何か欲しいものがあって、「お金がないからダメ」といわれた子どもはどう思うでしょうか??
「うちにはお金がないんだ。。」
「お金さえあれば買ってもらえるのに。。」
こんなふうに感じると思います。
さらにいえば、欲しいものをねだりすぎて、子どもが怒られてしまったとしましょう。
そしたら、、
「お金なんてこの世になければ、怒られなかったのに。」
と思ってしまうかもしれません。
それが続くと、「お金は悪」や「お金は敵」だと無意識のうちに考えてしまうようになるでしょう。
さらに子どもだけでなく、言っている親側もそう思ってしまう可能性があります。
むしろ実際に口にしている本人のほうが影響を受けやすいかもしれませんね。



「言霊」ってやつですね!
これを人に置き換えてみると、、
「あの人さえいなければ。。」と内心恨んでいる人があなたに寄ってきてくれるでしょうか??
相手がめちゃくちゃお人好しならありえるかもですが、基本的にはなさそうです。
お金も同じ。
内心でマイナスの気持ちを持っていたら、寄ってきてくれません。
家族全員でお金に愛されるためにも、「お金がないから」は今日から絶対に言わないようにしましょう!
じゃあどう言えばいいん??



そうはいっても、お金がないんだからさ。。
と思うかもしれませんが、「本当にない」のでしょうか??
少しいじわるをいいますが、あなたはきっと服やご飯は買っていますよね。
「お金がないから」と断る対象は、あなたが「不要だ」と判断したものだと思います。
つまり、、
「(そんな不要なものを買うほど)お金がない」
「(無駄なものを買うほど)お金(に余裕)がない」
というのが、本来の意味じゃないでしょうか??
であれば、「お金がない」ではなく「必要がない」理由を言いましょう。
なぜ「必要がない」と思っているのか、伝えてあげましょう。
そして、子どもが何度でも食い下がってくるようであれば、本人にとっては”必要な”ものである可能性が高いです。



再度検討してみてほしいです!
「お金がない」と「買う必要がない」は同じような意味かもしれませんが、受け取る側としては印象が全く変わってくるはず。
「買う必要がない」は反論できますが、「お金がない」は子どもにはどうにもできない話になってしまいます。
これに対抗するには、「ダダをこねる」の一点突破しかありません。
その結果、ダダのこね合いが始まってしまいますよね。
いっぽう「買う必要がない」は説得できる可能性があります。
さらに子どもからしても、「本当に必要あるんだっけ?」と考え直すきっかけにもなるかもしれません。
日々のワンシーンに過ぎませんが、言葉は意外に大きな力を持っているので、意識してみてください!
家庭での金融教育の第一歩!まずは自分のマインドから変えてみよう!
先ほども少しいいましたが、
「お金がない」と口にすることで、子どもではなく、自分も「お金がない」マインドになってしまいます。
その影響でお金を遠ざけてしまい、お金が減って、また「お金がない」と言ってしまう。
以下、繰り返し。。ということで、負のスパイラルになってしまいます。
なので、まずは家庭での金融教育の第一歩として「自分のマインドを変えること」にチャレンジしてみてください!
日々の言葉を振り返ってみて「お金がない」「お金を悪者にする」マインドになってしまうような言葉には気をつけてみましょう。
そして、できれば逆にポジティブな言葉を思い浮かべてみてほしいです。
「お金がある」「お金が好き」って感じですね。笑
本当は口に出すといいのですが、なかなか難しいと思うので、少しずつ意識から変えてみるといいと思います。笑
ちなみに以下は、『ユダヤ人 大富豪の教え』などで有名な本田健さんのYouTubeですが、色々な意味でおもしろいので、もしよければ見てみてください!
とにもかくにも家庭の金融教育の一歩目は、自分のマインドをよくしていくこと。
「子どもは親にいわれたことよりも、親の行動を真似する」といわれています。
逆にいえば、自分が実行するだけでも、教育になりうるということ。
自分も幸せになるし、教育にもなるなんて、やらない理由はありませんよね!
ぜひ意識を変えるチャレンジしてみてください!
まとめ「家庭の金融教育の第一歩!お金を悪者しないためにできること」
今回は「お金について、家庭では何から教えるべき??」について解説しました!
まとめると、、
- お金は悪いものじゃない!元々はただの道具。
- 「お金がない」は家庭内の絶対NGワードにしましょう!
お金を悪者にするきっかけになりかねません。 - 「お金がない」よりも「なぜ買わないほうがいいと思うのか」
意見をぶつけあいましょう。笑 - まずは自分からマインドチェンジ!
親の行動が子どもの未来を作ります。
家庭の金融教育の最初の項目について話してきました。
僕が考える「家庭教育カリキュラム」表(下図)の1番左上ですね。
学年 | 「お金」 | 「キャリア」 | 「人間関係」 |
---|---|---|---|
小4 | お金を敵視しない | キャリア・将来は 自分で作っていくと知る | 自分を大切にする |
小5 | 家庭内起業 | 家庭内起業 | 家族で横のつながりを作る |
小6 | 家計簿を手伝う | 「仕事」「稼ぐ」の本質を知る | 「全員と仲良くする必要はない」と知る |
中1 | 自分は何にお金を使うと幸せか、振り返る | 自己分析・自己理解をする | 自己理解 →価値観の合う仲間を把握し、大切にする |
中2 | 家族内プレゼンをする | 人生の目的地を仮決めする | 横のつながりを友達に広げる |
中3 | 未成年口座を作成する →少額投資 | 親の仕事・事業をサポートする | 家族、友達を無条件に信頼する |
高1 | 「お金に関する5つの力」を知る | 人生の目的地までの道のりをイメージ | 感謝する |
高2 | 自己投資をしてみる | 小さく起業する | 親切をする |
高3 | 「ほしい」を我慢する | 「やらないこと」を決める | 誘いを断る |
大1 | 自分に合った投資を実践 | 事業・副業にチャレンジ | 自分の得意なことで他人に貢献する |
大2 | 銀行口座・証券口座・クレジットカードを自分なりに最適化する | 自分の得意・苦手を把握 →苦手を減らし、得意に集中する | 人間関係を整理する |
大3 | こんまりメソッドを実践 | 事業・副業を軌道修正、再チャレンジ | 自分から関係を深めていく |
特に日本では、「お金=悪」みたいな風潮があるので、ここができるだけでもお金とうまく付き合えるようになると思います。
そして、それには親であるあなたのマインドがキーです。
今日からできることなので、自分の言葉や意識を振り返ってみて、無意識にお金を敵視してしまってないか?よく観察してみてください!
それが家庭でのお金の教育のスタート地点になるはず。
ぜひお金に愛される家庭を作ってほしいなと思います!



家族でお金といい付き合いを…!