「お金の使い方」を振り返って改善！家族で幸せになるお金の使い方を…！

今回はずばり…

お金の使い方を極める

についてです！

お金の使い方、みなさんはどうやって決めていますか？？

私は完璧なお金の使い方ができている！！

と自信を持って言える方はなかなかいないのではないでしょうか？？

そこで、今回の記事では、

家族みんなでお金の使い方を見直し、満足度を高める大きなヒント

を紹介します！

かくいう僕も、最近ようやくお金の使い方を見直し始めた新参者。

もちろんまだまだ失敗することもたくさんあります。

ですが、見直し始めてから、確実にいいお金の使い方ができるようになってきていると感じています。

「お金の使い方」は、お金において一番重要な項目。

特にこのブログのメインテーマ「家庭教育」では、何より教えたいお金の項目が「お金の使い方」だと思っています。

今回の記事をきっかけに、お金の使い方を改善してみてほしいです！

ぜひ最後まで気楽に読んでみてください！

「お金の使い方」は家庭教育の最重要項目

このブログでは「家庭教育のカリキュラム」というものを作って、家庭教育についての話題提供をしたいと思っています！

学年	「お金」	「キャリア」	「人間関係」
小4	お金を敵視しない	キャリア・将来は 自分で作っていくと知る	自分を大切にする
小5	家庭内起業	家庭内起業	家族で横のつながりを作る
小6	家計簿を手伝う	「仕事」「稼ぐ」の本質を知る	「全員と仲良くする必要はない」と知る
中1	何にお金を使うと幸せか、振り返る	自己分析・自己理解をする	自己理解 →価値観の合う仲間を把握し、大切にする
中2	家庭内プレゼンをする	人生の目的地を仮決めする	横のつながりを友達に広げる
中3	未成年口座を作成する →少額投資	親の仕事・事業をサポートする	家族、友達を無条件に信頼する
高1	「お金に関する5つの力」を知る	人生の目的地までの道のりをイメージ	感謝する
高2	自己投資をしてみる	小さく起業する	親切をする
高3	「ほしい」を我慢する	「やらないこと」を決める	誘いを断る
大1	自分に合った投資を実践	事業・副業にチャレンジ	自分の得意なことで他人に貢献する
大2	銀行口座・証券口座・クレジットカードを自分なりに最適化する	自分の得意・苦手を把握 →苦手を減らし、得意に集中する	人間関係を整理する
大3	こんまりメソッドを実践	事業・副業を軌道修正、再チャレンジ	自分から関係を深めていく

今回は「お金」の列の中学1年生の項目「何にお金を使うと幸せか、振り返る」についてです！

「お金」の家庭教育では、ベストセラー『お金の大学』（著：両＠リベ大学長）で紹介されている、お金の5つの力がとても参考になると考えています。

このなかでもっとも大事だと思っているのが、④の「使う力」

理由はシンプルで、お金は使うときにこそ、価値が得られるから。

「使う力」以外の4つの力は、「使う力」をより活かすためにあるといってもいいと思います。

逆にいえば、どれだけお金を増やしたとしても、ムダなお金の使い方しかできなければ意味がないということです。

そして、「お金の使い方」に正解はありません。

人それぞれ「何にお金を使ったら幸せになるか」は異なりますよね。

だからこそ家庭で意見を交わして、「自分なりのお金の使い方」を楽しく見つけていってほしいなと考えています。

中学1年生ごろになれば、自分の「好き」がある程度わかってきますよね。

また、プレゼントやお年玉など、何かしらの形で「モノを手に入れた経験」もたまってきているはずです。

今までのお金を使った経験を振り返って、本当に満足したのはどんなときかを思い返すことで、今後の満足度にも繋がると思います！

【超シンプル！】投資と消費と浪費の違い

さて、買い物を振り返るにあたって、知っておいてほしいことが1つ。

それは、、

「投資」「消費」「浪費」の違い

です！

「もう知ってるよ！」って方もいらっしゃるかもしれませんが、、

1つ知ってほしい”定義”があるんです。

というか「投資」「消費」「浪費」の説明は、わりと諸説ある気がしています。

急に「説明しろ」といわれたら、なかなかうまく説明できない方もいらっしゃるんじゃないでしょうか？？

なので、とっても覚えやすくて、個人的にしっくりきた説明をここでご紹介。

出すお金以上に価値があると思えたら、投資だし、
出すお金と同じ価値なら消費、それ未満なら浪費だ。

【引用元】『自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと』（著：四角 大輔）

「価格」と「価値」を比べるだけのシンプルな方法。

これを式にしてみると、

ここで問題となるのが、「価値」が数値化できないこと。

だからこそ、過去を振り返るのがいい基準になると思います。

「価格」が誰からみても同じであるのに対して、「価値」は自分の感覚であり、当然人によって異なります。

同じモノや経験でも、人や状況によって感じる価値は変わってくる、というわけです。

「価値」と「価格」をざっと思い返してみると、自分が好きなものや、大切にしている価値観が出てくると思います。

これを繰り返すことで、「お金を使う」スキルがどんどん上がっていくはずです！

【いざ実践！】お金の使い方の振り返り

お金を振り返るには家計簿が便利です。

特に今回は、「子どもが使ったお金」を振り返るのがメインイベント。

とはいっても、子どもが実際にお金を払うケースはそれほど多くないと思います。

なので「子どものために使ったお金」を家計簿から抜き出してみましょう！

過去1年間などの長期間で「子ども本人の希望で購入したモノや経験の価格と価値」を振り返ってみてほしいです。

そして、その購入したモノや経験が「今どのような状態」になっていて「どのくらいの幸せが得られているか」一緒に向き合ってみるのがおすすめ。

もちろんムダになってしまったものもあると思いますが、親子・家族で意見を交わしてみてほしいです。

ムダになってしまったことを否定せず、次どうしていけばいいか、前向きに考えてみましょう！

そして、ムダな購入もあるいっぽうで、価格以上に価値があった購入もあったはず。

高い価値があった「いいお金の使い方」を増やしていくといいと思います！

価値を感じられる購入を増やすことができれば、必然的にムダは減っていくはず。

購入や支出を振り返ることで、好きや価値観を話し合うテーマになるのもおもしろいですよね。

ぜひ家族みんなで、購入の振り返りを題材に「いいお金の使い方」に向き合ってみてください！

【具体例】いいお金の使い方

そうはいっても、いいお金の使い方を知っておきたいという声もありそうです。

というわけで、「価値」を感じやすいお金の使い方を少し解説したいと思います！

上記は、いろいろな書籍で紹介されている内容を僕なりにまとめてみたもの。

こうみてみると、意外と「モノを買う」行為が少ないと感じますよね。

ベストセラー『DIE WITH ZERO』では、以下のような言葉もあります。

人生で一番大切な仕事は「思い出づくり」（中略）
人生は経験の合計だ。あなたが誰であるかは、毎日、毎週、毎月、毎年、さらには一生に一度の経験の合計によって決まる。

【引用元】『DIE WITH ZERO』（著：ビル・パーキンス）

中学1年生の段階では、自分のお金を「経験・体験」に使った回数は少ないかもしれません。

でも可能なら、お金の使い道を振り返る際には「モノを買う」以外にも広げて考えてみてほしいです。

また、「モノを買う」を洗練させることで、「モノを買う」にそれほどお金を使う必要がなくなり、それ以外の使い方に回せるお金も増えるはず。

ぜひこれらの使い道も参考に、自分なりの最適な使い方を見つけてみてほしいなと思います！

【購入は選挙】お金の使い道が世界のあり方を変える！

最後に、今回のテーマでもある「お金の使い方」について、最近一番刺さった言葉を紹介します。

『ビジネスの未来』という書籍より抜粋します。

購入は一種の選挙として機能し、（中略）
どのようなモノやコトが、次の世代に譲り渡されていくかを決定することになります。

【引用元】『ビジネスの未来』（著：山口 周）

「購入は選挙」っていうのがとてもおもしろいと思いませんか？？

お金を使う際は「得られるモノやコト」に注目してしまいがちですよね。

でも使ったお金は企業に投じられており、利益になっています。

つまり、僕たちは「得る」立場だけでなく、「与える」立場でもあるということなのです。

例えば、、

こう考えてみると購入は1つの「応援」や「投票」であり、「購入は選挙」を理解できると思います。

つまり、「お金の使い方」を改善することで、本当に好きで応援できる企業や製品、サービスを次世代に残していけるんです。

「購入は選挙」についても、ぜひ家庭で意見を交わしてみてほしいなと思います！

まとめ「自分なりのいいお金の使い方を極めるべし！」

今回は「自分なりのいいお金の使い方、極めませんか？」について解説しました！

まとめると、、

お金の貯め方や増やし方、稼ぎ方は注目されがちですが、使い方って意外と重視されていません。

ですが、今回の記事で書いたように、お金は基本的に「使う」ことで幸せを得ることができます。

だから家庭で絶対に考えてほしいんです…！

特にモノがあふれる今の時代、“なんとなく”でモノを買ってしまうことも少なくありません。

「何を買うか」と「何を買わないか」がとても大事になってきています。

家族で「購入」を振り返って、お金の使い方をどんどんよくしていきましょう！